水分補給はなぜお茶より水が適しているの?

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水分補給はなぜお茶より水が適しているの?

実は必ずしもお茶が水分補給にならないというわけではありません。ただ、お茶を水分補給のメインにすることはあまりおすすめではありません。

その理由は例えば…

●睡眠の質を下げる
緑茶やウーロン茶、紅茶にはカフェインが含まれています。
飲みすぎてしまうと睡眠の質に影響してしまう恐れがあります。

●体を冷やす
緑茶や麦茶などには体を冷やす作用があります。
お茶に含まれている成分には少なからず利尿作用があるで、その利尿作用によって体の熱が尿とともに体外に排出されてしまいます。ちなみにこれはお茶を温めて飲んでも変わりません。

●鉄の吸収を妨げる
お茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を阻害してしまいます。
鉄分が不足するとヘモグロビンが十分に作られず、貧血の原因にもつながってしまいます。

お茶には茶葉の成分が溶け込んでいるため、中には吸収されにくいものや、消化の必要があるものも含まれており、体に負担がかかる場合があります。その点、水には余分な成分はそれほど多く含まれていません。体への吸収率を考えると、水の方が負担なく吸収することができるので、水分補給にはお茶より水が適しているというわけです。