新規のお客様の対応は大丈夫?
新規のお客様の対応は大丈夫?
ネイルサロンに初めて来店されるお客様には様々な方がいらっしゃいます。
・通っていたサロンを変えた方
・ネイルサロンで施術するのが初めての方
・ネイルそのものをするのが初めての方
など色々なお客様がいます。
このようなお客様に対して、あなたはどんな接客をしていますか?
せっかく来店してくれたのに再来店に繋がらずに悩んでいませんか?
今回は、初めてネイルサロンに来てくださったお客様への接客方法をご紹介します。
●通っていたサロンを変えた方
長年通っていたサロンを変える方もいらっしゃいます。
理由は様々で、「サロンが閉店した」や「担当ネイリストが辞めてしまった」なんて場合もありますが、
中には「持ちが悪かった」「仕上がりが気に入らなかった」など技術的なことでサロンを変更している方もいます。
このようなお客様の場合は、まずサロンを変更した理由を聞いてみましょう。
ジェルの持ちが悪かった方などは、爪質やライフスタイルなど詳しくカウンセリングすることで、持ちが良くなる場合があります。
しっかりお客様の悩みや疑問にお答えし接客をすることで、「このネイリストは頼りになりそう」「希望を叶えてくれそう」と信頼関係を築くことができます。
●セルフネイルなど自分でネイルをやっていた方
自分でネイルをしたことがある方は、雑誌やSNSなどでネイルデザインを検索してしたり、元々ネイルに興味を持っている方が多いです。ジェルネイルなどがどうゆうものなのかも知識があったりします。
このような方は、いつかサロンでやってみたいと思っている方も多いので、ネイルサロンで過ごす時間を楽しんでもらえるように心がけましょう。
サロンでしか味わえないようなくつろげる空間を提供できるようにすると再来店にも繋がります。
●ネイルをすることが初めての方
来店したきっかけは、結婚式や成人式など何か特別なイベントがある方が多いです。このような方は、ネイルサロンのメニューも悩んでいる方や、どんなことをするのか分からなくて不安な方もいます。また、「こんなきれいな手じゃなくてごめんなさい」と恥ずかしがる方もいらっしゃいます。
このような方にはまず緊張をほぐしてあげることが最優先です。
カウンセリングもいつもより時間をかけてていねいに説明したり、価格なども正確に伝えます。そしてなりたいネイルのイメージもしっかり引き出してあげましょう。また、ネイルケアの際に甘皮を触られたり、爪の長さを整える時に違和感を感じやすい場合があるので、こまめに「強くないですか?」「違和感はないですか?」など確認しながら施術しましょう。
●こんな施術していませんか?
ネイルが初めての方はもちろん、サロンに慣れている方にも専門用語をたくさん使って説明していませんか?
初めての方には「ファイリング」「キューティクル」という言葉も伝わらないのです。
なるべく専門用語は使わずに分かりやすい言い方を見つけておきましょう。
「今ついているジェルはソフトジェルですか?」「このジェルはノーサンディングです」「爪の形はオーバルでいいですか?」などサロンに通っている方にも“知ってて当たり前”というような質問をすると、お客様にとっては分かりづらい場合がありますので注意しましょう。
ネイリストからすればお客様のうちの一人に過ぎませんが、お客様にとっては「初めての施術をしてくれたネイリスト」という思い出になります。お客様にとってはそのネイリストが基準になっていきますので、お客様の満足度が高ければリピーターとして戻ってきてくれるでしょう。